Unityを勉強してみたい方の多くは、ゲーム開発に興味があるいう方がほとんどですよね。
私もUnityに初めて触れたのは、
「自作のゲームを作ってみたいなぁ…」
ゲーム開発向けプログラミング言語について調べたことがきっかけでした。
Unityでゲームをつくれることは知ってはいたのですが、周りにUnityを使っているプログラマーがいなかったため、どのように勉強すればよいのか悩んだ経験があります。
この記事にたどり着いた皆さんの中にも、
「Unityって簡単にゲームが作れるの?」
「Unityで独学するにはどんな本がおすすめ?」
「Unityプログラマーとして仕事に就くならどのくらい知識が必要?」
こんな疑問をお持ちの方も多いですよね。
ここでは、Unityの独学におすすめの参考書を初心者向け〜上級者向けまで、各レベルに沿って紹介していきます。
Unityとは
Unityはゲーム開発に利用できるゲームエンジンの1つです。
ゲームエンジンとは、ゲームを作るための部品の集まりのようなモノ、だと思って頂ければ大丈夫です。
ゲームエンジンはUnity以外にも多く存在しますが、Unityの特徴は様々なジャンルのゲーム開発が行えることです。
Unityは無料で利用できる
Unityには有料版と無料版があります。
当然、無料版に比べて、有料版の方が機能が充実していますが、個人の趣味の範囲で簡易なゲームを作るだけであれば、無料版でも十分な機能が提供されています。
また有料版は月額料金が必要なため、初心者で勉強を始められた方や簡易的なゲームを作っている間は、無料版から始めることをおすすめします。
本格的にゲーム開発をしたり仕事で必要になった時に、必要な機能が有料版にあるかどうかを確かめてからプラン変更をして問題ありません。
Unity学習は独学がおすすめ
Unity自体はプログラミング言語などと違い、習得難易度は高くなく、プログラミング未経験者でも簡単に利用することができます。
普段パソコンに触ることがない方や、IT関係の基本的な知識が皆無の方を除いては、まずは独学から始めることをおすすめします。
理由はプログラミングスクールが悪い訳ではありませんが、学校に通うと学習費用が高くなりやすいからです。
パソコンの知識自体が少ない方やどうしても独学では長続きしない方は、プログラミングスクールの利用を検討してくださいね。
数冊参考書を勉強することで効果がでる
プログラミング言語の学習と同じで、Unityも使いこなしたい方は、難易度毎に数冊の本を勉強するのがおすすめです。
入門レベルの本を1冊するだけでも知識が増えるため、充実感を得やすく挫折しにくいでしょう。
自分でゲームを作ろうとした時、
「Unityの機能はわかったけど…次は何をすればよいんだろう?」
「結局、Unityのどの機能を使ってゲームを開発すればよいの?」
入門レベルから徐々にステップアップしていけば、自作のゲーム開発でこのように悩む時間が少なくなりますよ。
C#の基礎知識があれば本格的なゲーム開発ができる
Unityだけで簡易なゲームの開発は可能です。
しかし、C#言語プログラマーレベルの知識は必要ありませんが、Unity用のC#言語があるため、C#言語の知識があれば本格的なゲーム開発が可能になります。
本格的なゲーム開発を目的としてUnityを勉強するのであれば、C#言語の基本的な知識も合わせて勉強することをおすすめします。
- 書籍で安く学ぶ » Unityの独学におすすめの書籍
- 学習サイト「Udemy」で安く学ぶ » ゲーム開発コース
- 学校で学ぶ » 【実質無料あり】Unityを学べるプログラミングスクール
Unityの独学におすすめの書籍5選
ここからは、Unityの勉強におすすめの書籍を紹介していきます。
初心者向け|Unity学習書籍
まずは、Unityを全く勉強したことが無い方におすすめの、初心者向け入門書をご紹介しますね。
Unity2019入門 最新開発環境による簡単3D&2Dゲーム制作
タイトルにもある通り、2Dと3Dの簡単なゲーム作りの基礎を習得することができます。
図や解説が豊富なため、比較的短期間で読み進めることが可能ですよ。
本書の知識だけで本格的なゲーム開発はできませんが、Unityでのゲーム開発の土台となる知識を習得できます。
Unityの寺子屋 定番スマホゲーム開発入門
Unityの寺子屋 定番スマホゲーム開発入門は、放置ゲームなどを作りながら、Unityの使い方を学習できる入門書です。所々、C#言語のコードが解説なしで登場しますが、本の通り記述すれば動作するため、あまり意識せずUnityの使い方に焦点を合てて勉強するのがおすすめです。
題材にしているゲームなどが現在の流行を抑えており、Unityの知識だけでなく、ゲーム作りの基本についても学ぶことができます。
中級者向け|Unity学習書籍
初心者向けのUnity参考書で紹介した本で基本的な使い方を習得した後は、Unity向けのC#言語について勉強していきましょう。
Unityで使われるC#言語は初歩的な知識だけ習得すれば問題ありませんので、難易度は低めです。
Unity向けC#言語の学習におすすめの書籍は、下記になります。
スラスラ読める Unity C#ふりがなプログラミング
スラスラ読める Unity C#ふりがなプログラミングは、プログラミング言語学習でも人気の「ふりがなプログラミング」シリーズ発の参考書です。コードが1行ずつ解説されており、最後までスラスラ読み進めることができますよ。
実践を通して、UnityとC#言語を使った簡単なゲーム開発の勉強ができるため、ストレスなく楽しみながら勉強できます。
Unityの教科書 Unity 2019完全対応版 2D&3Dスマートフォンゲーム入門講座
初めてプログラミングを学習する方でも安心して学べる内容となっている良書です。
後半は、Unityのゲーム開発において重要な、
- オブジェクトの配置
- 当たり判定
- UI
このような内容を、実際に作りながら実践的に学習することができます。
上述した「スラスラ読める Unity C#ふりがなプログラミング」とは作るゲームの内容が異なるため、時間に余裕がある方は両方の参考書で学習するのがおすすめです。
上級者向け|Unity学習書籍
中級者向けまでの参考書内容を学んだ後は、実際にゲームを作りながら学んでいきましょう。
同時に専門知識を学習すれば、新しいアイディアが湧いたり、完成度の高いゲームを作ることができます。
開発したいゲームのジャンルによって専門的な知識は変わるため、下記のような書籍を参考にするのがおすすめです。
Unity ゲームエフェクト入門 Shurikenで作る! ユーザーを引き込む演出手法
エフェクトの出来栄えで、ゲームの印象は大きく変わります。
RPGや格闘ゲームなどを本格的に開発したい方に、非常におすすめの一冊です。
- 書籍で安く学ぶ » Unityの独学におすすめの書籍
- 学習サイト「Udemy」で安く学ぶ » ゲーム開発コース
- 学校で学ぶ » 【実質無料あり】Unityを学べるプログラミングスクール
まとめ
参考書を購入して学習を進めるだけでも、気軽に簡単にゲームを作れるのがUnityです。
プログラミング言語の学習とは違い、ミニゲームなどを作りながら楽しく勉強できるため、ゲーム開発したいという意志があれば、学習途中で挫折してしまうということもあまりないと思います。
参考書を片手に学習を始めてみれば、直ぐにUnityの素晴らしさに気づくことができます。
ゲーム開発に興味のある方は、是非Unityに触れてみましょう。